国内旅行業務取扱管理者2015 国内実務-06-2:「貸切バス(違約料)」

国内旅行業務取扱管理者2015 国内実務-06-2:「貸切バス(違約料)」

国内旅行業務取扱管理者資格講座 2015年度問題の解説【国内実務-貸切バス】

6-(2) <貸切バス(違約料)>

問題
貸切バスによる運送に関する以下の各設問について、それぞれ選択肢の中から答を1つ選びなさい。

(2) 配車日が8月20日、1台あたりの運賃及び料金を10万円で契約した貸切バス6台の運送契約を、契約責任者の都合で8月6日に2台減車した。この場合における違約料について、正しいものはどれか。
(注) 一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款によるものとする。

ア.100,000円×20%×1台=20,000円
イ.100,000円×30%×1台=30,000円
ウ.100,000円×20%×2台=40,000円
エ.違約料は不要である。

<解説>
今回の問題のポイントは2つ、1つは減車率。何台中何台減車したか。2つめは何日前にキャンセルを行ったか、これによって変わります。
1つめ、6台→2台ですので減車率は2÷6で0.333、33%です。現車率が20%を超えますと、全ての車両の違約料が発生します。
2つめ、8月6日は20日から数えて14日前にあたります。14日前から8日前までは20%/台の違約料になります。(7日前からは30%/台)
ということで、今回は2台ともそれぞれ20%の違約料がはっせいするということで、問題の解答は【ウ】となります。

URL :
TRACKBACK URL :