国内旅行業務取扱管理者資格講座 2015年度問題の解説【約款 20】
<2:旅行業約款、運送約款及び宿泊約款>
1:標準旅行業約款に関する以下の各設問について、該当する答を、選択肢の中からそれぞれ1つ選びなさい。
(問題 20)旅行相談契約の部に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。ア. 旅行業者は、業務上の都合を理由に、契約の締結を拒否することはできない。 |
<解説>
ア.契約の拒否=業務上の都合を理由に拒否することはあります。
イ.通信手段によっては、申込書の提出を受けることなく、旅行業者の承諾を得た上で契約の申し込みを受け付けることがあります。正しいです。
ウ.損害賠償は損害発生の翌日から起算して「6ヶ月以内に通知があった時」です。3ヶ月以内ではありませんので注意して下さい。誤りです。
エ.「旅行の計画を作成するために必要な助言を行う業務」は相談業務に含まれます。誤りです。
今回は正しいものをひとつ、ということですので正解は【イ】となります。