合格率が一気に上がったH29年度、来年はどうなる?
ちなみに平成29年度(2017年)の国内旅行業務取扱管理者試験の受験者数は 13,772人、合格者は 4,958人、合格率は36%という結果でした。受験者を年齢別で見ると19歳~24歳までが8825人・51.8%と半数以上を占め、30歳代が 2,653人・15.6%、40歳代が2,236人・13.1%、50歳以上が1,789人・10.6%となっています。10~20代の受験者は学生や社会人2年目までと推測されます。逆に50代以上の方は、あくまで想像ですが、起業創業として旅行業を選択している人も多いのではないかと思われます。
<試験結果データ>一般試験のみ、科目免除は除く
受験者数(平成27~29)
14,280人、14,469人、13,772人
合格者数(平成27~29)
3,970人、4,641人、4,958人
合格率推移(平成27~29)
27.8%、32.1%、36%
職業別受験者数ランキング
- 学生 :49%
- 会社員 :19.8%
- 旅行業 :11.9%
- 無職・その他:9.8%
- 運送業 :3.8%
- 宿泊業 :2.9%
- 観光業 :2.8%
ちなみに平成24年度の合格率は35.6%でした。近年で29年度と同じような合格率です。しかし翌25年度の合格率は一気に27.2%まで下がりました。もし調整が働いたとすれば、今年の平成30年度の合格率も下がる事も考えられます。だたし25年度の試験問題を見てもそれほど難しいとは言えません。ですので、過去問をしっかりチェックしておきましょう。