『GARDENZ パーフェクト解説集』ブログバージョン
国内旅行業務取扱管理者資格講座 2017年度問題の解説
今回は「旅行業者代理業者」についての問題です
【問題21】旅行業者代理業者の旅行業務等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ア、旅行業者代理業者は、所属旅行業者が委託旅行業者と締結した受託契約において当該旅行業者代理業者を受託旅行業者代理業者として定めた場合、当該委託旅行業者を代理して企画旅行契約(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)を締結することができる。
イ、旅行業者代理業者は、旅行業務に関し取引をしようとするときは、所属旅行業者の氏名又は名称及び旅行業者代理業者である旨を取引の相手方に明示しなければならない。
ウ、所属旅行業者は、旅行業者代理業者が旅行業務につき旅行者に加えた損害を賠償する責めに任ずるが、当該所属旅行業者がその旅行業者代理業者への委託につき相当の注意を払えば、その責任を免れる。
エ、登録行政庁は、旅行業者代理業者に対し、その行う営業が旅行業であると誤認させ、又は所属旅行業者を誤認させないようにするための措置をとるべきことを命ずることができる。
【解答】「ウ」
【ワンポイントレッスン】
「旅行業者代理業者」については、旅行業者は一社にたいして所属できる旅行業者代理業者は「1社だけ」です。また、所属旅行業者は旅行業者代理業者の業務につき、旅行者に対する損害賠償責任を負います。但し、旅行業者代理業者への委託につき相当の注意をし、かつ責任発生の防止に努めた時は免責されます。
【解説】
- ア、イ、エは正しい記述です。
- ウ、は旅行業者代理業者への委託につき相当の注意をし、かつ損害発生の防止に努めた時は免責されます。
【出題ポイント】
- 「旅行業者代理業者」は必ず出題されます。
- 原則、所属旅行業者が旅行者に対する損害賠償責任を負います。但し、条件によっては免責されるので必ず責任を負うわけではありません。
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