2017-旅行業法令(20)「受託契約」

2017-旅行業法令(20)「受託契約」

『GARDENZ パーフェクト解説集』ブログバージョン

国内旅行業務取扱管理者資格講座 2017年度問題の解説

今回は「受託契約」についての問題です

 

【問題20】受託契約に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ア、第2種旅行業者は、地域限定旅行業者の受託旅行業者となることができる
イ、旅行業者代理業者は、所属旅行業者の承諾がある場合に限り、他の旅行業者との間で自ら受託契約を締結することができる。
ウ、旅行業者は、他の旅行業者が実施する企画旅行(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)について、受託契約を締結したときは、旅行業者代理業の登録を受けなくとも当該受託契約の相手方を代理して企画旅行契約を締結することができる
エ、旅行業者は、他の旅行業者が実施する企画旅行(参加する旅行者の募集をすることにより実施するものに限る。)について、複数の旅行業者と受託契約を締結することができる

【解答】「イ」

 
【ワンポイントレッスン】

  1. 「受託契約」とは
  • 旅行業者が旅行業者代理業の登録を受ける事なく、他社の募集型企画旅行を代理販売することができる。
  • 旅行業者は受託契約を何社とも締結する事ができる など

【解説】
ア、は正しい記述です。委託旅行業者、受託旅行業者ともに登録業務範囲の制約はありません。
ウ、エ、は正しい記述です。
イ、は所属旅行業者の承諾が有無にかかわらず、旅行業者代理業者自らが受託契約を締結することはできません。
 
【出題ポイント】

  • 「受託契約」は高頻度で出題されます。
  • 「受託契約」では委託旅行業者、受託旅行業者とも登録業務範囲の制約はありません(例、委託旅行業者が第三種、受託旅行業者が第一種など)
  • 旅行業者代理業者が自ら所属旅行業者以外の旅行業者と受託契約を締結する事はできません

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